入院中の母乳育児の悩み【体験談】

子育て
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産後子どもの母乳をあげようと頑張るママさんたちがいます。ですが、母乳をあげたくてもなど様々な理由であげられなかった人もいると思います。私の場合は、母乳は出ていたけれど、子どもが全然飲まなかったので、その経過を書いていきます。

産後0日目

私の出産した病院では、基本的に個室で、産後当日から母児同室でした。生まれてから7時間たった頃に泣き出し、一人目の子どもだったため、授乳の仕方なんて分からず、夜中に助産師さんを呼びました。

何もかも初体験だったので、助産師さんの指導の元、授乳をさせました。たどたどしく母乳を吸い始めた娘ちゃん。初めての授乳は「飲んでる!!!」と感動していました。

このときはまだ母乳が十分に出ておらず、ただ吸わせているだけ、といった感じでした。

産後1日目

まだまだ授乳の仕方が分からず、何回か助産師さんに来てもらい、授乳指導を受けました。

泣くタイミングで授乳やおむつの交換などしていましたが、泣くことも少なかったので、2〜3時間おきに授乳をするよう意識していました。

最初授乳指導を受けているときは、娘ちゃんも頑張って吸ってくれていました。

しかし、私と娘ちゃんのタイミングが合わせられず、うまく飲めないことも多かったです。そしてなんだかんだ3時間くらいでちょびっと飲むくらいでした。

産後2日目

2日目にして、娘ちゃんが急に飲まなくなってしまいました

3時間経つ頃に母乳を飲ませようとしても、娘ちゃんは全く口を開けようともせず、飲んでくれませんでした。お乳を口の近くに持っていっても、指を口に当ててみても、口を閉ざしていました。飲めたとしても授乳中に寝てしまい、長くて2分くらいでした。

気づくと飲まずに5〜6時間経っていました。そしてそれが夕方まで続くと、私の心配もピークになり、夜になる頃には、娘への心配とうまく授乳ができない情けなさで泣いてしまいました。

夫になぐさめてもらったり、助産師さんに助言をもらったりしながら、なんとか授乳を続けていると、5分くらい飲んでくれる時もありました。

産後3〜4日目

3日目もあまり飲まないことに変わりませんでしたが、助産師さんの助言により、搾乳をして飲ませることにしました。(幸いにも私は母乳がよく出るタイプだったので苦ではありませんでした。)

搾乳して哺乳瓶で飲ませると、直母より飲んでくれました!さらにどれだけ飲んでくれたのかわかりやすかったので、少し安心しました。

ただここでさらなる問題が発生。

娘ちゃん、黄疸が強くて、光線療法をすることに…。母子同室から治療のため、保育器へ。

助産師さんが授乳のタイミング(約3〜4時間)で病室に娘ちゃんを連れてきてくれることになり、それまでお一人タイム。普通であれば休める良い時間!と思えましたが、私にとっては苦しくて悲しい時間でした。ただでさえ、授乳もうまく飲ませれていないのに、離れることにもなったので。しょうがないこととはいえ、辛くて泣いている時間も多かったです。

そして別室が続いたので、3・4日目は病室に来るたびに、搾乳をしてあげたり、直母であげたりしていました。

それでもやっぱり全然飲まない娘ちゃん…

赤ちゃんの体重は「生理的体重減少」といい、生まれてすぐの赤ちゃんが数日間体重を一時的に減少させる現象があります。体重減少の正常範囲は出生時の体重の5~10%程度で、生後2~3日目くらいがピークです。一般的に生後1~2週間で出生体重に戻り、その後増加していきますが、娘ちゃんは15%の減少だったので、さらに入院が追加で必要かもと言われていました。

産後5日目

相変わらず飲まない娘ちゃんでしたが、1人の助産師さんが夜中に「搾乳をして、ある程度母乳を出してから直母をあげたらどうか」と助言してくれました。それをすることでお乳が柔らかくなり、飲みやすくなるかも、とのことで実践すると、今までの授乳方法で一番飲んでくれました

そして昼ごろまで続けて体重を測ると退院可能な範囲になっていて、これが一番嬉しかったです!

飲む間隔はまだ空いていましたが、飲む時間は1回5〜10分と増えていったので、このまま退院することが決まり、一安心しました。

産後6日目以降

退院後、実家に里帰りをしましたが、今までとは変わって急に飲むようになりました

今まで1日6回くらいだった授乳が、1日14回と倍の頻回授乳になり、寝不足がありましたが、今までの心配も考えると、頻回授乳が嬉しかった記憶があります。

退院後の2週間健診も体重が順調に増えており、安心しました!

まとめ:授乳方法は人それぞれ

私の場合は、他の人から「頻回授乳で大変だった」「全然眠れなくて辛かった」「母乳が出なくてあげられなかった」などをよく聞いていたので、そういった覚悟はできていましたが、逆に「母乳は出ていたけれど子どもが飲まなかった」というパターンは想像もしていなく、それがかえって子どもへの申し訳無さや、自分へのストレスになっていました。

今考えると、産後で精神的に落ち込んでいて、些細なことで泣けてくるし、悩むし、辛い気持ちになったんだと思います。産婦のメンタルをナメてはいけなかったです。

人それぞれできっと授乳に関する悩みはあると思いますが、私の場合はいろんな助産師さんに聞いて、実践して、一番やりやすい方法で最後は落ち着きました。

産後はとにかく精神的にも身体的にもつらい時期なので、これから経験する人は、一人で抱え込まず、色んな人や職種に相談してみて、自分と子どもに合う方法を探してみてください

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