赤ちゃんのうつぶせ遊びはいつから?遊び方と注意点について

子育て

「赤ちゃんのうつぶせ寝は危険」と言われていますが、しかし、「うつぶせ遊び」は赤ちゃんの成長発達にとって、とても大切です。

単なる遊びではなく、首が座るための練習、筋肉を鍛えるための練習、赤ちゃんへの刺激など、たくさんのメリットがあり、赤ちゃんの発達を促すための大事な遊びです。うつぶせ遊びのメリットと注意点について説明します。

うつぶせ遊びはいつから?

うつぶせ遊びは、生まれてすぐからできますが、基本的には1ヶ月を超えてからにしましょう。

もし1ヶ月以内にするのであれば、ママやパパが仰向けになり、胸やお腹の上に赤ちゃんをうつぶせにして遊んでも良いです。

1ヶ月を超えてからは、少しずつ床でうつぶせにしてみましょう。1回4〜5分くらいを目処に1日数回赤ちゃんの機嫌の良いときに実践してみましょう。もちろん嫌がったら、仰向けに戻しましょう。数秒という短い時間でも良いです。

最初はまだまだ首が座っていないので、首を上げることはできません。なので、クタッと顔が横向きになっても良いです。最初はそれで全然OK!まずはうつぶせに慣れるところから始めていきます。

2〜3ヶ月頃になると、首を上げる子も多いので、興味が惹かれるように、ママやパパが赤ちゃんの目の前で応援の声掛けをしたり、おもちゃで誘ったりしてみましょう。

なんなん
なんなん

私も娘のうつぶせ遊びは1ヶ月すぎから始めましたが、

最初はこんな感じでクタッとなってました。

こんな姿もかわいい!

うつぶせ遊びのメリット

首の座りにつながる

赤ちゃんの首が座る、つまり赤ちゃんが自分で首や頭を自由に動かせるようになることです。

首が座る時期の目安は3〜4ヶ月頃ですが、個人差はあるので、必要に応じて医師と相談しましょう。

筋肉が強くなる

子どもは生まれてから身体が順に発達をしていきます。寝ているだけの状態から、寝返り、おすわり、はいはい、つかまり立ち、そして一人で立つようになります。

そのため首や肩、背中、足、腕など体を動かすのに必要な筋肉を赤ちゃんのときから強くすることが大切です。うつぶせ遊びをすることで、様々な筋肉の発達に繋がります。

視覚の刺激になる

赤ちゃんは仰向けで寝ていることが多いので、うつぶせになることで、今まで見ていた景色が変わり、赤ちゃんにとってとても楽しいことです。

特に2ヶ月以降であれば起きる時間も長くなってくるので、赤ちゃんは楽しめます。

頭の変形予防

仰向けで寝ていることが多いので、後頭部が平らになることもあります。その他にも向き癖があったりすると、頭が変形する場合も。赤ちゃん用枕で予防することもよいですが、うつぶせになることで後頭部への負担を軽減することができます。

うつぶせにするときの注意点

目を離さないこと

特に首が座っていないうちは、うつぶせにしている状態で目を離さないようにしましょう。赤ちゃんは自分では何もすることができません。何かあってもすぐに対処できるようにしておきましょう。

寝返りが自分でできるようになるまでは、気をつけましょう。

場所は平らな場所で行う

畳の上、マットの上、硬いベッドの上など、平らな場所でうつぶせ遊びをしましょう。

毛が長いマットレスや柔らかい布団の上では、赤ちゃんがうまく息ができない場合があります。平らな場所で赤ちゃんの安全を確保しましょう。

授乳直後は避ける

授乳直後にうつぶせ寝をすると、胃腸が圧迫されて吐乳してしまいます。授乳後30分〜1時間くらい空けて、機嫌の良いときにうつぶせ遊びをしましょう。

近くに布などを置かない

赤ちゃんも近くにある軽い物であれば、掴むことができます。口が塞がることがないように、柔らかい布等は近くに置かないようにしましょう。

うつぶせで寝ることがないようにする

前述したように、赤ちゃんはうつぶせから自力で戻ることはできません。窒息することがないようにうつぶせで寝ることがないように気をつけましょう。

うつぶせにするときのポイント

赤ちゃんの両手を顔の前に置く

うつぶせになる時は、赤ちゃんの両手が顔の前に来るように置くと、床と顔との間に隙間ができて息がしやすいです。また顔の前に手を置くことで、首・顔を持ち上げやすくなります。

タオルなどの道具を使う

うつぶせにした状態で赤ちゃんの両脇にバスタオルや座布団、低めのクッション等をかませると、うつぶせの体勢が楽になります。

顔を合わせたり、声をかけながら遊ぶ

赤ちゃんは生まれてから声が聞こえたり、少しずつ目も見えてきています。五感の発達のためにも、赤ちゃんの眼の前にきて顔を合わせたり、声掛けをしてあげてください。赤ちゃんは触られることや話しかけてくれることが大好きです。耳や目などの五感を使って発達を促していきましょう。

まとめ

うつぶせ遊びは、赤ちゃんの発達を促すためにとっても大切な遊びです。「うつぶせにするのが怖い」と避けずに、安全面に注意しながらぜひやってみてください。

うちの娘の場合は、3ヶ月には首が持ち上がるようになりました。

子どもはあっという間に成長します!ぜひ短いこの時間を楽しんでください。

もちろん発達は個人差がありますので、発達上で気になることがあれば、医師へ相談しましょう。

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